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アンテナ工事前に事前に知っておきたい!

テレビアンテナ工事でよくある追加工事

1.アンテナ工事でよくあるブースターの設置工事
2.アンテナ工事でよくある減衰器の設置工事
3.アンテナ工事でよくある分波器もしくは分配器の使用
4.アンテナ工事でよくあるテレビコンセント、または分配器の使用

(1)VU・BCブースター(増幅部) (1)ブースター(電源部) (2)減衰器(アッテネーター) (3)分波器(セパレーター) (3)分波器(セパレーター) (4)テレビ端子(コンセント) (4)テレビ端子(コンセント) (4)テレビ端子(コンセント) (4)テレビ端子(コンセント) (3)(4)分配器 (3)(4)分配器

1.アンテナ工事でよくあるブースターの設置

ブースター   アンテナ工事でまずイメージするのがブースターではないでしょうか?
ブースターは電波が弱い場合などに、受信する電波を増幅することにより、安定した受信を可能にする機器です。
必ずしも必要という機器ではありませんが、近年テレビコンセント以降に接続される機器が増加傾向にあり、増加すればそれだけ電波の損失が発生し、結果的にブースターが必要になるケースも多くなってきています。もともとアンテナ自体で電波を受信していないケースでは全く無意味な製品ですが、東京都内(一部地域を除く)では微弱でも電波を受信していますので、ブースターは大変効果的です。また、ブースターには

VHF帯のみを増幅
UHF帯のみを増幅
BSCS帯のみを増幅
VHF/UHF帯を増幅
UHF/BS/CS帯を増幅
・上記全ての帯域を増幅

など種類があり、最終的には電波レベルを測定してからの判断となりますが、東京都内のアンテナ工事において最も多く使用されるのはUHF帯が増幅されるブースターです。
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2.アンテナ工事でよくある減衰器(アッテネーター)

減衰器(アッテネーター)   ブースター設置時に使用する可能性があるのが減衰器です。減衰器はブースターなどへの入力レベルが高い場合、適正なレベルに下げるための機器です。設置位置はブースター入力前なります。減衰させてから増幅すると、一見矛盾があるように思われますが、ブースターには定格出力レベル(このレベルまで出力できます)があり、

@このレベルを超えてしまった場合(レベルが強すぎる)は障害が発生
Aこのレベルを下回りすぎた場合でも障害が発生
のように、微妙な調整を必要とします。

例として、ブースターの定格出力レベルは90dbで、ブースターへの入力の適正な値が70dbとします。
ある電波のアンテナ受信レベルが80dbで受信されていると仮定します。そのままブースターも何も設置しない場合は、分配数にもよりますがテレビコンセントでは65dbほどに減衰しレベルが足りない値になります。そこでブースターが必要となりますが、このブースターを使用すると20db増幅されます。
この場合、アンテナ受信レベルが80db + ブースターによる増幅20db = 100dbとなり、定格出力90dbを超えてしまいます。そこで減衰器で-10dbすれば、ブースターへの入力の適正な値である70dbが可能になり、増幅分も20db追加することにより適正な定格出力が得られます。

アンテナ工事の際はこのような計算を、VHF/UHF/BSそれぞれ行いレベル測定器(電界強度計)を使用し、数値を足したり引いたりして適正な電波レベルに調整することが必要となります。

また、強電界地域(電波が強い地域)などでアンテナからテレビへ、電波が強い状態で入力すると、テレビの故障等の原因となりますので、減衰器を使用し適正な受信レベルの確保をお勧めします。
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3.アンテナ工事でよくある分波器もしくは分配器の使用

分配器   BSアンテナ地上波アンテナを混合するアンテナ工事(全部屋で視聴できるホーム共聴アンテナ工事)を行った場合、宅内のテレビコンセント(テレビ端子)が1つしかない建物が多く、テレビコンセントからBS側と地上波側に配線を分ける必要があります。
一つはBSの入力端子へ接続し、もう一つは地上波の入力端子へ接続します。これは分配器でも可能ですが、分配器は通過損失(電波レベルの低下)が発生するため、通常は通過損失が少ない分波器を使用します。ただ電波レベルがある程度高い状態であれば、分配器・分波器どちらを使用しても、それ程大きな問題はありません。
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4.アンテナ工事でよくあるテレビコンセント、または分配器の交換

コンセント・分配器   既存のテレビコンセントや、分配器の交換を必要とする場合があります。分配器などに記載がある周波数帯域の問題です。周波数帯域の数値を大きく分けると@10〜770MHz、A10〜1880MHzB10〜2150MHzC10〜2600MHz(メーカーや種類によって1360MHzなど細かく分かれます)に分けられます。

@10〜770MH・・・FM・ch1〜62までが視聴できます。

A10〜1880MHz・・・FM・ch1〜62・BS110度CSの一部のチャンネルが視聴できます。

B10〜2150MHz・・・FM・ch1〜62・BS・110度CSのチャンネルが視聴できます。

C10〜2600MHz・・・FM・ch1〜62・BS・110度CSのチャンネルが視聴できます。

※Cは将来の110度CS左旋偏波放送に備えての機器です。現在はBまでのものを使用すれば問題ありません。

現在の新築住宅の場合、約80%の割合でBの10〜2150MHzが使用されています。110度CSは視聴の予定が無いということであればAまでであれば問題ありませんが、販売されているテレビやDVDが既に110度CSチューナーを内蔵している点から考えると、最低限Bに対応したほうが良いかと思われます。
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